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2014年10月19日日曜日

中野フジヤカメラ、秋の Lumix 新製品イベントで 4K Photo を学ぶ

4K Photo」 という、4K 動画から切り出す静止画機能について、本日の Panasonic Lumix 秋の新製品 Touch & Try イベント(於:中野フジヤカメラ)で講師をされた塙真一先生の説明で、良く理解出来た。
これまでのフル HD から切り出す動画は、画素数も2百万画素程度で、動画の場合は秒間30コマ撮影出来るにしても 1/50-1/60 秒程度のシャッタースピードの方が動画として自然なので、動画中から静止画を切り出してもやや眠い画像になる事が多かった。
ところがカメラメーカーで Panasonic だけが実現しているカメラのみで完結する 4K 動画は、動画シャッター速度をより高速(例えば 1/1000秒) に設定することで、切り出す静止
画のサイズがフル HD の約4倍の 8百万画素ということもあり、よりシャープな画像を切り出す事が可能となるとのこと。
本日 GH4 をベースに講義頂くとともに実際にワークショップのモデル撮影も行って、その有効性を知る事が出来た。良く理解されているプロカメラマンに噛み砕いた説明を頂き、撮影迄実践すると、短時間できちんと理解出来て有り難い。

本日の塙真一先生のワークショップで撮影した、動画から抜き出した 4K Photo のサンプルは、こちらの flickr album を御参照頂きたい。モデルの方が大きく頭を振る事で揺れる髪を撮影した動画から、静止画を切り出すとこうなる、というもの。わずか 20 秒程度の動画でも、20 秒 x 秒間 30 コマ = 600 枚の静止画の中からシャッターチャンスを切り出せるので、普通の静止画撮影では得られにくい瞬間を切り出す事が可能に。

ただ、切り出す画像は8百万画素になってしまう為、Lumix GH4 オリジナルの画素数、16百万画素の全てを 4K Photo では得る事は出来ない。全ての画素を利用する方が勿論より高精細なので、難しい瞬間を切り取る目的が無い場合には、通常の静止画撮影を利用する方がベター。16百万画素の作例も、一応こちらの flickr album にまとめているので、参照頂きたい。

11月中旬発売予定の Panasonic Lumix LX100 で 4K Photo を撮影するのが楽しみに。一方、本日ワークショップで利用した Lumix GH4 も操作性の高い素晴らしいカメラである事が理解出来た次第。

百万画素 CMOS の FZ1000 も 4K 動画撮影可能で、16倍ズームを備え、手軽な 4K 動画 Lumix として存在感を放つ。

Panasonic の 4K 動画カメララインナップから、当面目が離せません。








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