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2017年1月15日日曜日

[Review] Canon EF 70-300mm f4-5.6 IS II USM を井の頭公園で試写レビュー

この冬一番の寒気が訪れた1月の日曜日。最近入手した Canon の新望遠ズーム、EF 70-300mm f4-5.6 IS II USM の試写の為に吉祥寺の井の頭公園へ。時間は日暮れ1時間前から日没まで。公園から人の姿が徐々に減って、水鳥たちが池の周りに戻って来る時間帯。暗いので速いシャッタースピードを選びにくい中、新レンズのナノ USM 駆動の高速AF と、手振れ補正は効果大。アオサギやカモをファインダー越しにスッと捉える。



レンズ銅鏡上に小さな液晶窓があって、焦点距離や手振れ状態が表示されるギミックがあるのだが、撮影でファインダーを覗き込んでいる間は全く見えないので、この機能は三脚でじっくり撮影する時に活用出来るのかな、と。



より高価なレンズ程の抜けの良さやシャープさには欠けるが、価格相当にそれなりに撮影出来る望遠ズーム、という評価。もう少し光量がある時に撮影すると絞りに余裕が出て印象が変わるかもしれない。AF の高速さは非常に実用的、と感じた次第。

本日撮影した写真はこちらの flickr アルバムにまとめてみました。ダイジェストは以下の写真をどうぞ。(各写真、クリックで拡大可能です。)





これはカワウでしょうか。黒い水かきあり。





そろそろ日暮れどき。





井の頭公園の帰り道はやはり、いせやで焼き鳥、に限りますね。ふぅっ、寒かった。




[Review] Peak Design 製のカメラ用品は、カメラマン視点から全て実用性重視で作られている

Peak Design 製のカメラ用品が非常に実用的なので、デジクマ日常ユース割合が急増中。カメラマンが欲しいと思う仕掛けをしっかりと先端的デザインで実現しているので、ついつい品数が増えてしまう。
優れたデザインを少し紹介すると、まずはアンカーリンクシステムという、小さな丸いボタンをスライドさせることでストラップを簡単脱着出来る仕組みが超便利。


当方が現在、主力カメラとして使っている Panasonic Lumix G8 の様な小型マイクロフォーサーズ・カメラとなると、用途によりハンドストラップ (Cuff Wrist Strap) 装着だけで良かったり、


ネックストラップ (Slide Lite) でしっかり首からかけたかったり。それを上記のアンカーリンクシステムで簡単に付け換えられるのは素晴らしい。



キャリングケースも、カメラマンが日々使い易い様に軽量で、機能的にも考え抜かれている。アンカーリンクシステム対応のストラップをそのままベルトとして利用出来る小型バック(Field Pouch) 。旅先に複数の鞄を持っていく時、ストラップが複数装着されていると重量が増してしまうが、この仕組みならストラップはカメラ用含め1本で済む。




昨年末に品薄で探し回って、やっと中野フジヤカメラで在庫を発見した小型キャリングケース (Everyday Sling) は、カバン本体が大変軽くて腰の負担にならず、三脚を鞄の下部にベルト装着できたり、ジッパー部分を簡単に開かない様に固定出来たり、大型スーツケースの引き手に固定するベルトがあったりと、世界を旅するカメラマン向けの配慮が多く窺えて素晴らしい。ストラップを伸縮させる為のバックルの仕組みも使いやすく、かつカメラストラップと仕組みが共通で便利。(残念ながら鞄の強度を保つ為か、これにはストラップ脱着の仕組みは無いのだが。)




















最後に、地味だが、アウトドア向けの防水ジャケット (Shell) は、カメラを入れたまま撮影出来、その後端にある紐を引っ張るだけでそのままカメラ保護ケースにもなる。大きさはカメラにあわせて3種類。



カメラ好きが作らないと出来ない仕掛けが満載の Peak Design 製品群。今後の新製品からも目が離せませんね。

<追記>

Peak Design 社はものすごく少人数で、Kickstarter から始まったのですね。(会社の紹介ページはこちらからどうぞ)クリエイティブな人たちは、皆良い顔をしています。そして、PeakDesign 社は、US$ 7M もの資金を全てクラウドファンディングからだけで調達。そういう時代ですね。



[Review] iPhone 7 Plus 用の RAKUNI ケースはスマホ・カメラマン必携

コグレマサトさんに教えてもらった iPhone 7 Plus 用の、名刺や交通カードが裏側にしまえる本革多用の RAKUNI のケースが今朝早速、amazon から届いた。(amazon は小さい商品発送には薄いダンボールケースを採用する様になった様だ。ナイス。)

スマホ・カメラマン的には、一般的な手帳型で液晶側が開くタイプのケースは、開かざるを得ない蓋部分が撮影時にぶらぶらしてやや使いにくかったので、開く必要無く撮影が可能な新ケースは、ホールド感も含め使い勝手が向上。めでたい。

名刺も、開いた部分のポケットに余裕があるのでかなりの枚数を入れられる。2017年はこれで行こう。





<追記>
ストラップと本体を繋ぐリングが少し大きいなと思っていたので外して、ストラップの金具を直接繋いだら、さらに良い感じになりました。




2016年12月11日日曜日

[Review] Panasonic Lumix G8 のカメラボディに、万能 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO レンズを装着してみた

久しぶりのブログ投稿、久しぶりのレビュー。

Panasonic Lumix G8 のカメラボディに、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO レンズを装着。コラボさせると小型軽量システムでオールマイティ&完全フィールド対応の防塵・防滴。マグネシウムボディもかっちり。

もうすぐ登場する Olympus EM-1 Mark II ほどの画面が消失しない連写能力は無いものの、静かな電磁シャッターで9コマ/秒連写が可能、4K フォトなら 30コマ/秒で連写を続けられる(この場合、8百万画素のファイルサイズにはなるが)。

Lumix GH シリーズの陰に隠れていつの間にか進化していた Lumix G シリーズと、これ1本あれば交換レンズ持ち歩かなくても大抵の撮影は大丈夫感の高い mZuiko 12-100mm レンズの組み合わせはメリットが高し。まだ利用は正味1日だが、以下雑感。

<レンズ・ボディ利用雑感>

・mZuiko レンズは、フルサイズ換算 24-200mm の広いズーム領域にもかかわらず、マクロ設定などすることなくレンズ先端から 1.5 cm、CMOS 面から 15cm まで寄れるレンズは素晴らしい。

・レンズコーティングも流石プロレンズ、太陽が反射したガラスのあるビル壁面の撮影でもしっかり描写。

・Olympus PRO レンズの特色である、先端のフォーカスリングを手前に引くだけで AF が MF(マニュアルフォーカス)になる、MF クラッチ機能は、マクロ撮影時も、望遠で合わせにくい被写体の微妙なピント合わせをする際にも非常に便利。

・Panasonic お得意の、EVF を覗きながらピント位置を指で変更できるタッチパッド AF 機能はやはり便利。近接撮影時に特に威力を発揮。

・5軸手ブレ補正のカメラは起動に少し時間がかかる印象があったが、G8 は EVF でも背面液晶利用でも即立ち上がり、撮影可能。この速写性はスナップ派の当方にはとても嬉しい。

・236万ドットの有機 EL 電子ビューファインダー (EVF) はとても見やすい。色調も素直で撮影に集中できる。EM-1 Mark II は、オリンパスプラザで試した際、蛍光灯・白壁の室内でやや緑がかって EVF が見えることがあった。最終製品ではどうなっているか注目。

・露出補正は、デフォルトでは Fn1 キーを押してからでないと動作しない。これはダイヤル設定から「露出補正のダイヤル割当」で前または後方ダイヤルに設定するとダイレクトに操作できる様になる。これにより使い勝手が非常に良くなった。EVF では露出補正結果をリアルタイムに撮影しながら確認出来るので便利。

・表示が無いので最初は気づかなかったが、後方ダイヤルの中心にある黒ボタンを押すと、後方ダイヤルで ISO、前ダイヤルで WB をすぐに補正できる。露出補正と並んでいじる事が多い機能なので、EVF を覗きながら操作出来て便利。(ちなみに ISO/WB は背面の4方向キーにも設定がある。)

・近景から遠景まで、一度の撮影で多くの場所にピントを合わせるフォーカスセレクトは、ピントが微妙なマクロ撮影には便利。一方、それを合成して近景・遠景全てにフォーカスが合うというフォーカス合成機能は、マクロ撮影では輪郭がボケてしまったりするので、まだ発展途上か。面白い機能ではある。

・EM-1 Mark II で評判が高い、遅いシャッター速度での手持ち夜間撮影、G8 では2秒は苦しいが、1秒なら撮影可能であった。これはレンズ-ボディの手ブレ補正が連動しない Olympus レンズ - Panasonic ボディの組み合わせもあり、純正 Pana レンズにすると、Dual I.S. 2 の5段分の手ブレ補正効果を使える事になるのだが。

・残念な点を言えば、これはGシリーズだから仕方無いのだろうが、これが1600万でなく2千万画素 CMOS だったら、もっと高精細な写真を撮影出来たかもしれない、という事。拡大するとちょっと悲しい。もちろん m4/3 の限界もあるが、これは GX8 の様なフラッグシップで無い故か。次の GH5 には動画機能を含め大きく期待出来るはず。まあ、パソコンで扱うには丁度良いファイルサイズになるのは 1600万画素の利点。

まだ利用1日だが、機能も含めすっかり手に馴染み始めた。中野・大手町でロケした写真は以下でどうぞ。作例写真は、こちらに貯めて行きます。





2016年6月20日月曜日

[Review] HUAWEI P9 は LEICA アナログレンズのソフトウェア化を進める尖兵スマホだった

いつかは来るだろう、と想像していたカメラの近未来が、予想よりも少し早く到来してしまった。その突然の登場は、カメラ好きにとっては、Google に買収された DeepMind 社の人工知能囲碁プログラム AlphaGo が囲碁名人に勝ってしまった時に近い衝撃、と言っても過言では無いのかもしれない。

LEICA の伝統的な人気アナログ・レンズ、SUMMARIT (ズマリット)の LEICA らしいボケ味を、ソフトウェア的に実現してしまった。いつか LEICA の著名レンズ(SUMMARIT、SUMMILUX、ELMAR、SUMMICRON、NOCTILUX.....)の光学的特徴を、デジタルでリアルタイムに模倣するソフトウェアが開発され、「LEICA レンズがソフトウェア化する」未来が訪れる様な気がしていたが、それを LEICA 自身が先へ進めてしまったのだ。

HUAWEI P9 は、中国の HUAWEI 社とドイツの LEICA 社共同技術開発の、LEICA SUMMARIT 27mm f2.2 レンズが搭載され、カメラ機能が洗練された 5.2 インチ Android スマホである。

発表時に Dual Lens を備えた本端末を初めてメディアで目にした時には、てっきり 3D 撮影機能でもあるのだろうか、と思い込んでいたが、違った。二つのレンズは、正確な測距目的と、RGB のカラー CMOS センターが取り込む色の情報と、白黒専用 CMOS センサーが取り込む光と影の情報を分離するところに目的があったのだ。

この二眼の仕組みにより、焦点が合った部分の正確な把握が出来る様になり、それを利用して合焦されていない部分を人工的にぼかして、デジタル一眼レフの様な写真の仕上がりを可能としたのである。

カメラ以外にも、背面からの液晶操作機能まで備えた指紋センサーや指関節のタップ やジェスチャーを利用した操作機能など、各種先進機能を備えた最新スマホであるが、デジクマ・ガジェットレビュー的にはあくまで、カメラ機能に 限って見ていく事にしたい。

P9 という超薄型カメラ(あえてスマホとは呼ばない)は、購入時から LEICA との共同開発をアピールする。固めの 紙で成型された純白の箱の表面には、赤い LEICA ロゴと金色の製品ロゴが踊る。中に入っているのは本体と、USB Type-C の充電器とケーブル、そしてプラスチック製のクリアケース。まだあまりケースの種類が多く無い P9 なので、ケース付きで提供されるというのは有難い。

起動すると、まずはカメラ性能のチェック。マニュアルを読まずとも、複雑な機能を直感的に操作できるユーザーインターフェースには、カメラとスマホの専門2社のハイブリッド技術開発による工夫が感じられる。重要なのは、カメラとしての操作がカメラ中上級者でも満足出来る様に、充実している点。

液晶画面を上下左右にスライドすると、必要な機能が全て出てくる。その中でも重要なのが、画面を下から上にスライドすることで現れる Pro メニュー。測光モード、ISO、シャッタースピード、露出補正、AF 切り替え、ホワイトバランスを細かく設定出来る。そして、その操作もリアルタイムでサクサクなのである。スマホでここまで細かくカメラ設定出来る機種は Panasonic Lumix CM1や Nikon など一部のデジカメハイブリッドモデルにしか無かったのだが、ついに LEICA がそれを実現した。そしてその実現の仕方にかなりの本気が感じられて、驚いたのである。

HDR、白黒撮影、パノラマなどの撮影モードは、左から右へスワイプするとメニューが現れる。そしてさらに細かく、フィルムシミュレーションや解像度、RAW設定、水準器設定などを行う時には、右から左へスワイプすると設定メニューになる。

そして、本機で一番特徴的な擬似絞り設定機能「ワイドアパーチャ」は、Pro メニューではなく、通常の撮影画面上部左から二番目、に絞りマークのアイコンとして置かれている。頻繁に利用される機能ということで常時表示されているのだろう。実際、本日の作例写真撮影で最も多用したのは、この機能であった。

以下の作例では、最初の写真は f16 相当で全体にピントが合い、次の写真では f0.95 相当としてデジタル的にピントが合う範囲が狭い、撮影対象をくっきりと浮き上がらせる写真となっている。このカメラの実力は、これらの写真の対比から知る事が出来る。

尚、以下の写真以外にも多数、白黒写真を含め作例写真は flickr album に撮り溜めたので、こちらを参照頂きたい。デジタル化するレンズの実力を理解頂けるはずだ。

<f16 相当>



















<f0.95 相当>





















<f16 相当>
















<f0.95 相当>

















<f16 相当>




















<f0.95 相当>











































2016年5月22日日曜日

[Review] Panasonic Lumix GX7 Mark II、L. Monochrome の誘惑

Panasonic から Lumix GX7 Mark II (mk2)  が発表された時には衝撃を受けた。

Olympus PEN-F を導入してしまったばかりで、そのライバル機を後出しで、しかもコンパクトにまとめた良機を出して来たからだ。本体重量は実はあまり変わらないのだが、PEN-F には無い握りやすいグリップを装備し、背面液晶もシンプルな縦チルトのみ。(当方は、光軸とズレる、横に開くタイプのバリアングル式があまり好きでは無い。)そして、小さいながらもフラッシュを内蔵している点もグッド。

小型機になるとフラッシュを内蔵するスペースをデザインし切れ無いせいか、同梱の超小型付属品にするケースが多い(PEN-F もそうだ)のだが、まず持ち歩かないし、持ち歩いてもどこぞのカメラケースのポケットに入れて忘れてしまう事が多い。

高感度が強くなった昨今のデジカメではフラッシュは要らない、という人もいるかもしれないが、逆光の時や、アイキャッチの光を入れたい時、そして非常に暗い室内ではフラッシュが欲しい時がある。小さいながらも内蔵してくれている GX7 Mark II はその点でも嬉しいのである。PEN-F より先にコレが発表されていたら待っていたのに、と悔しがったのだった。

そして5月半ばとなり、遂に GX7 Mark II 正式発売。まずは機能詳細を理解したい、と思っていたら、近所のカメラ店で恒例のタッチ&トライのセミナーが開かれるとの事。講師は論理的な解説を得意とされる塙(はなわ)真一先生という事で、事前予約して本日日曜午後参加。

直前にカメラ店店頭で GX7 MarkII を触り、コンパクトさ、シンプルなボタン配置等にも惹かれたのだが、右手親指で操作する起動ボタンがやや固めで突起が小さく操作しにくい点、そして PEN-F と比較してややピントの山を見つけにくい EVF が気になり、購入するかどうか微妙な気持ちを抱きつつ、セミナーに参加した。しかし、本日のセミナー参加で、気づいていなかった本機の良さにも気づかされ、結局は GX7 MK2 をデジタル・ベアーズ1軍カメラ・チームに迎え入れる決断をしたのだった。


今回、セミナー後半のポートレート撮影を実践しながら、その効果を実感したのが、「顔・瞳認識 AF」。ピント範囲が薄い、大口径の明るいレンズを使った場合など、右・左どちらの瞳にピントを合わせるか、かなりシビアな選択になるのだが、本機では顔認識と同時に、どちらの瞳にピントが合っているか、顔認識の四角の中に縦横の線が現れ、視覚的にわかりやすくピントが合っている方の目を教えてくれる。そして、ピントを左右の目で変えたい時にも、背面液晶から目の上をなぞるだけで簡単にピントを合わせたい方の目に合わせてくれるのだ。これはポートレート撮影では効果を発揮する強力な仕組み。

更に、当方のカメラ愛を直撃した新機能はやはり、本機から採用の階調豊かな白黒写真表現が可能となる L. モノクローム。撮影メニューの一番最初にある「フォトスタイル」で、デフォルトの「スタンダード」から数えて右に5番目にこのメニューがある。この「L」については、Leica の L ではないか、など、諸説ある様だが、実際に作例をいくつか撮影してみると、陰影の出方にやはり味がある。作例写真に、中野の夕刻街角風景を中心に、多数の L. モノクロームでの撮影結果を入れてみたので、まずはこちらの flickr album をご覧頂き度い。白黒なので写真への好みは分かれるかもしれないが、当方はかなり気に入った。


そして、セミナーの最後で、その便利さを再認識させられたのが、Lumix TX1 でも採用されている 4K Photo 機能の 4K プリ連写。普通の 4K Photo 機能は使っていたのだが、実はこのプリ連写機能はあまり、使った事が無かった。シャッターの前後1秒を 4K ムービーで記録し、8百万画素・2秒で合計60コマの静止画をムービーの中から切り出して写真として記録出来る。忙しく動き回る被写体や意外な動きをする被写体の場合、例えば犬・猫・鳥の飛翔の瞬間撮影などでは、便利に使える機能だろう。こちらの作例写真は、当日モデルを務められた、片岡ミカさんが髪を跳ね上げられた瞬間前後のプリ連写の1枚。使ってみると、特に画面追随のスピードが光学ファインダーより遅い EVF (電子ビューファインダー)内蔵カメラでは便利な機能だと実感出来た。

塙先生の説明の通り、GX7 Mark II はボタンやダイヤルの設定を変えやすい点も特筆出来る。ファンクションボタンは長押しすることで、設定機能を直接変える事が出来るのである。また、押し込む事で露出補正を変更できる背面右上のダイヤルも、Menu から「カスタム - ダイヤル設定 - 露出補正のダイヤル割当」、で背面ダイヤルを選ぶと、押し込まずとも普通にダイヤルを左右に回すだけで露出補正を変える事が可能となった。通常撮影時は最も設定をいじる部分が露出補正なので、ワンプッシュが無いだけでも操作が楽になる。こういうショートカットはセミナーで教えてもらわないと自分では気づきにくいので大変有難い内容だった。

ということで本日のセミナーで GX7 Mark II の良さを実感、ずっと悩んでいた導入の決断に踏み切れたのでありました。主催のフジヤの皆様、協賛のパナソニックの皆様、お疲れ様でした。







2016年5月6日金曜日

[Review] Pentax K-1 研究5日目、実は工夫すると DA 18-55mm f3.5-5.6 AL レンズも利用可能

さて、フルサイズデジタル一眼、Pentax K-1 に各種レンズを装着しつつそのポテンシャルを地道に探る GW 期間集中プロダクトレビュー・シリーズも、本日で五回目。かなりカメラの操作にも慣れて、手に馴染んできた。途中3日ほど、長野に出かけてフルサイズ対応 FA 24-105mm f4-5.6 IF アナログカメラ用レンズで撮影し、Pentax K-1 の撮影能力の高さに驚いたが、再び DA レンズ・レビューに戻る今回、装着したレンズは安価な APS-C 標準レンズ、DA 18-55mm f3.5-5.6 AL

下取り価格も非常に安価なレンズなので、これは売らずに置こうと引き出しの奥にひっそり眠らせていたレンズだが、今朝、辛口カメラ評論家 田中希美男氏の CP+ 2016 Pentax K-1 徹底解剖セミナー動画(ちなみにこの動画、K-1 開発秘話から DA レンズの使いこなしまで、見所満載で必見です)を視聴していて、実は「制限付き」ながら、この安価な APS-C レンズもフルサイズの K-1 で使いこなしが可能と知った。そこで早速引き出しから取り出し装着、撮影テストを実施。

<18mm>
田中氏によると、18 - 24mm あたりでは APS-C レンズの広角端で見られるケラレも顕著で、実用にはやや厳しいと。撮影してみると、確かに広角では厳しい。こちらの作例も、ご覧頂き度い。最初のコマが 18mm の作例、次が 24mm の作例である。開放付近で撮影しているが、これはさすがに実用には厳しい。




<24mm>
18mm では円形に、そして 24mm では4隅が光量低下というより、かなり黒くつぶれてしまう様子が、作例写真からもおわかり頂けると思う。しかしそれが、28mm を超えたところから、35mm, 45mm, 55mm と撮影すると、四隅の光量低下も目立たなくなってくる。もちろん青空や白い壁をバックにすると、28mm 以上でも四隅の光量低下は顕著になるが、普通に撮影する分には、この 28 - 55mm のレンジは実用になりそうな撮影結果、である。

<28mm>













<35mm>













<45mm>













<55mm>














Pentax デジイチのユーザーであれば、この軽量 (225g) 標準ズーム・レンズを所有している人も多いと思われるので、軽装で出かけたい夏の散歩には、28-55mm f4-5.6 レンズ(28mm では開放値が f4 になる) と割り切って持ち歩くと便利かもしれない。上記田中氏の動画では、さらに軽量 (124g)・安価な DA 35mm f2.4 AL レンズ もほぼ問題無く Pentax K-1 で使える、との事で、気軽なスナップ派にはこのレンズが実は最適解なのかもしれない。うーん、35mm f2.4 を利用した撮影作例が気になるぞ、と。

Pentax K-1 と DA 18-55mm f3.5-5.6 AL レンズ作例写真は、こちらの flickr アルバムにまとめているのでどうぞ。各種撮影シーンでの、光量低下度合いがよくおわかり頂けるはず。














2016年5月2日月曜日

[Review] Pentax K-1 研究 4日目、中野フジヤカメラで FA 28-105mm f4-5.6 IF 中古レンズが超特価

ゴールデンウィーク Pentax K-1 研究もいよいよ中盤。Pentax DA レンズSIGMA DC レンズと、本来は APS-C 用のレンズをフルサイズに装着して使う、という変則的な使い方ばかりをしてきたので、そろそろフルサイズ用レンズで決めたい。連日近所のカメラ店のウィンドーの定期巡回をしていたところ、ついにノーマークだったレンズを発見。smc Pentax FA 28-105mm f4-5.6 IF 。すでに販売終了した、アナログ 35mm 銀塩カメラ時代の小型軽量 (305g) ズームレンズだ。

外観に傷はそれほど無いのだが、多少ホコリがレンズ内に侵入しているということで 中古品 B グレード、税込3,780 円の激安価格。新品時は 45,000円だったので、中古レンズとしては掘り出し物と言って良いだろう。シルバーの外装も価格に響いたのかもしれないが、それには目をつぶる、ということで。K-1 のセット推奨レンズとしてデジタル用の Pentax-D FA 28-105mm ED DC WR(ただし絞りは f3.5-5.6) レンズが有り、同じズーム焦点距離となっているが、今回の中古は WR (防水・防滴)機能が無いために、多少小型で、重量も少なめになっている。

IF (インナーフォーカス)なので、フォーカス時に全長が変わらないレンズ。もちろん、ズーム時には全長は変化する。4倍近いズーム倍率があるので、旅行の時などには便利に使えそうだ。注意点としては、FA レンズでフルサイズ用ではあるが、古い設計のせいか、白い背景で撮影すると、四隅に周辺減光が確認される。広角・望遠端、どちらでもそれは確認出来た。明るい空をバックにしたり、白い壁を撮影した時には目立つので、注意が必要かもしれない。

それにしても、なにしろ4千円もしないレンズなので、目くじらをたてるほどでは無いだろう。気軽に散歩レンズとして使う、といった用途が向いている。古いレンズだが、勿論 AF (オートフォーカス)はしっかり駆動する。今時のデジタル専用レンズほど速くは無いが、十分実用になるフォーカシング・スピードである。こういうレンズを見つけてしまえるのが、中古カメラ店巡りの楽しさだ。オンラインでも、このあたりで見つけられるので、ご興味の向きはどうぞ。

描写性能は勿論単焦点の明るいレンズが優っているが、気楽に、総重量を軽くして出かけたい時にはこういうズームも良いだろう。アナログ時代の FA レンズ中古は、今後ともチェックして行きたい。

本レンズでの作例は、これまで同様、flickr のアルバムに貯めて行く事にする。Petax K-1 フルサイズ・デジタル一眼の楽しみは、こうして新旧多くの K マウント対応レンズを試す事が可能な点。K-1 レンズ沼は、まだまだ深い。

(追記)作例写真にも追加したが、連休で出かけた軽井沢、遅い春を迎えた避暑地の新緑の眩しさ、そして遠くに望む浅間山への奥行き感、4千円もしない旧い FA レンズで巧みに描写されている。この懐の深さが K-1 たる所以か。撮影結果を眺めて驚いた次第。